九堂 律
| 種族 | 人間 |
| 性別 | 男 |
| 年齢 | 20代中盤 |
| 身長 | 約180cm くらい |
| 性格 | 酒、煙草、金、女 |
| 一人称 | オレ |
戦国時代にヨーロッパから逃れて日明貿易に紛れ込み、日本に流れ着いた魔術師が源流。
魔術師は貿易港だった周防でクソ難しい日本語を必死に覚え、ここでイチからやり直す!と頑張ってみた。
が、日本は永住してやっていくには閉鎖的で、外人がツテもコネもない状態だと、うっかりサクっと殺されそうだとも理解した。
西洋医学イケます!医者です!を前に出し、大内家の端っこに拾って貰ってどうにか職を得て生き延びることができた。
その後、大内家は大寧寺の変(陶隆房の謀反で大内義隆が自害)で急速に衰退。
こりゃあアカンと毛利を避けて四国に、四国から堺へ……しかし堺は兎も角、畿内で外人が生きるのは大分、無理がある。
かといって、西に戻るのも辛い。
じゃあ北陸でも海外貿易やってるらしいと向かった途中、長野県で出くわした妖怪変化とバトったら見事に死に掛け。
辛勝を収めた封印したものの、足もやられたし現地住人とも仲良くなれたので住むことになりました。
そうして血と日本の精霊信仰を取り込んでオリジナリティを出した魔術の成果を代々受け継いだ当代が律である。
魔術の研鑽には金が掛かる。
よって金が好き。
迂闊に彼女作るわけにもいかんし、そもそも出会い自体もない。
だからお金で解決できるお姉ちゃんが好き。
つまり、金に汚く、賭け事と風俗に散財して生きるチンピラ魔術師が生まれたのである。
黒髪、黒目の完全な日本人。
大体の場所で違和感が少ないスーツ姿が多い。
外人だった先祖の容姿は日本人化されて完全に失われた。
先祖がヨーロッパから渡ってくるときについてきた妖精達は九堂家の実家と背後の山を中心に小さい妖精郷、異界を作っている。
九堂家は妖精郷の長を代表者にする形でまるっと契約して、その力を借り受けている。
契約は従属ではなく、対等な友人関係に近く、妖精達は先祖の頃から生きてたり、新しく生まれたりして少しずつ増えている。
元々住んでいた魑魅、精霊とは共生関係となれるよう配慮し、その調整も九堂家の仕事の1つ。
「家と住む人を守る母親のような婦人。優しい目と手は誰の為?」
灰色の服を着た女性の姿をした妖精で、先祖と一緒に日本に渡ってきた最古参。
ゆえに、一族全員が赤子の頃から世話をしてもらったことがあり、頭が上がらない。
擦られたマッチの火を媒介に広がった火と共に現れ、九堂家の暖炉周辺を召喚する。
家事妖精であり、頼めば九堂家にある物を持ってきてくれる。
「子供を守る強い石。環状列石から生まれる動く岩。奇怪で大きな守り壁」
妖精郷を守るために生まれる、妖精の守護者。
小人くらいの大きさから、相手と怒りによって巨大化する。
力と巨体は攻めるよりも守るのに向き、本来は妖精郷の外には出ない存在。
しかし妖精郷の維持には九堂家が必要であるとの理屈から、九堂家の召喚に応じてくれる。
とはいえ、便利に呼び出せるような存在ではなく、召喚時の状況や内容によっては怒る。
妖精郷の石を地面に触れさせることで、それを基点に現れる。
「草花、木々、森の癒し手、精霊の見守り手。木の葉と蔓に囲まれた顔の無い男」
様々な植物が絡み合って、おおまかに人の形をした姿を持つ妖精。
植物、木々を繁茂させて育てることができ、成長と再生に秀でた力は森に住む動物にも、引いては人間にも効き目がある。
癒す際はその部分が植物に覆われるため、知らない人からは侵食していると誤解されがち。
妖精郷の木の枝に律の血を塗り、怪我をしたから助けて欲しいというサインを送る事で召喚される。
「祝福されない呪いの子、燃える瞳よりも赤い帽子に仕上げよう。パースシャーの皆が羨んでいるよ、お前のが一番、綺麗だと」
悪の妖精『アンシーリーコート』の一種。
長く薄気味悪い髪、赤い眼、鋭い鉤爪を備えた、背の低い子供のような様な姿で、赤い帽子と鉄製の長靴を身に着けている。
先祖がヨーロッパで遭遇し、どうにかこうにか捕獲、宥めすかして契約し、そのまま日本に持ち込んだ。
長く生きる妖精として霊格が高く、戦闘能力も高い。
妖精郷ではなく、律が持っている古い血錆びたナイフを住処として宿っている。
このナイフの柄はイングランドとスコットランドの境界にある森の古木で、刃には崩れた建物のような意匠が掘られている。
召喚の代償は律の血で、召喚せずとも7日に1度、ナイフの刃を人の血に浸すことが契約に含まれている。
伝承
人間を見かけると、たとえ遠く離れた所にいても恐るべき速さで接近し、刃物を持って襲いかかる。 そうして人を惨殺した後、その血で帽子を染め上げることを至上の喜び、生きがいとしていて極めて危険。 驚異的な運動能力にくわえ、怪力の持ち主でもある為、発見した/見つかった場合には、直ちに逃げるべきとされる。
「たどり着けない森の道、何も見えない帰り道、不安な夜を照らしておくれ」
森で迷い、死んだ生き物の魂とも言われ、由来からゴースト、精霊、妖精のいずれでもある不思議な青い鬼火。
単独では何のぼんやり光りながら漂うだけ。
近くに居る生き物が道に迷ったり、焦っているのを見ると近付き、心を落ち着かせながら出口まで道案内をする。
自分と同じ、迷って死ぬものが増えないようにという善性の存在とされているが、実際のところはよく分かっていない。
妖精郷に住む妖精達もそういうものだとしか思っていない。
針の無いコンパスに呼びかけることで、導くために現れる。
「夜を守る優しい番犬、日暮れを朝に、夜明けを夜に、家人の夢を守っておくれ」
毛の長い大きな黒犬の姿を持った妖犬。妖精ではない。
敵対者を呪う力を持ち、三日三晩、顔や四肢がねじ曲がり、歪む苦しみを与えて死を齎す。
元はマン島のピール城に出没した黒い犬の亡霊。
特に何するでもなく、夜に燭台の火が灯されるとやってきて、兵士らの目前で火元の近くに横たわっていたらしい。
九堂家の先祖はピール城に赴き、現れた妖犬と交渉して分霊?となる子を貰い受けた。
以降、成長した子は九堂家の夜を守る番犬として家の中や庭を住処としている。
律が連れているのは育った子から更に分けられた孫のような存在で、銀のケルト十字から召喚される。
「丘と谷を越え、駆け抜ける。緑の大地に夜露を散らす、小さく大事な友達よ」
悪戯を好む反面、お礼をすれば手伝いをしてくれる一般的イメージに最も近い妖精。
妖精郷の中で一番数が多く、一杯いる。
妖精郷の草と木の枝で編んだ小さい輪に呼びかけることで召喚される。
姿を消すことができるため、周辺の偵察や斥候役、不意打ちと色々できる。
妖精の粉と言われる薬を作って傷の手当もできたり、割と幅広く有能。
個体によっては小さい雷を操る者もいる。