アッシュ
なんでもないもの、なににもなれないもの
種族 | ??? |
性別 | 男 |
年齢 | 120歳↑ |
身長 | 約180cm 後半 |
性格 | チンピラ |
一人称 | オレ |
好きなもの | 金、肉、高価な魔具 |
痛んだ灰色の髪、金というよりは黄色い目。
どこか諦めたような瞳は濁っており、目つきが悪い上に隈がある。
鎧やマントを着込んでいるので分かり辛いが、平均よりかなり痩せており、しかもエルフのため外見から年齢は確認不可。
上から下まで全身を眺めてもポジティブな雰囲気はどこにも見当たらず、陰気な空気を纏っている。
日銭を稼ぎ、その場その場を凌いで生きている普通に言うとチンピラ、良く言ってギリギリで底辺レベルの冒険者。
付き合いは広く浅くで、何かポリシーがあるわけではなく、単に集団行動に馴染めないだけの社会不適格者。
勿論だが拠点などは無いので、安宿を転々とローテーションしている。
社会の落伍者ゆえに将来の展望などは無いし、未来への希望もない。
無計画に生きて、そのうち適当にどこかで野たれ死にするかモンスターに食われて乙るビジョンしか見えないし、存在しない。
本人もそのうち、どうにもならない相手に出くわして死ぬんだろうと思っていて、事実一回そうなった。
年季の入った赤銅色の鎧と青黒いフード付マント
柄と鍔の接合部にシリンダー状の機構がついた大刀「鬼を討つ左手」を担いでいる。
マントの内側
元はどこかの塔内で発見した冒険者の遺体から頂戴した大刀
切れ味より頑丈さを優先した分厚い刃。
更に硬度、耐久向上の魔法が掛かったそれなりの魔剣で、中々の業物。
拾った時から鍔と柄の接合部に魔弾を装填するシリンダーと詠唱代理の演算装置を組んで改造されていて、握ったままで魔法を放てる発動体になっている便利な魔導具。
底辺冒険者に不釣合いなこの武器のお陰で、何とかここまで生き残ってこれた次第。
死んでも手放す気はないし、手を出す相手は殺す。
大量生産品を組み合わせて自分用に、特に下半身を動かしやすく調整したもの
自分で裏に符を貼り込んで魔法かけ、防御力向上と軽量化を施し、少しでも生き延びるために涙ぐましい努力をしてる。
手入れと修繕に手間と金が掛かるが、買い換える余裕まではないが、そろそろ耐用限界。
注ぎ込む魔力の量に応じて着用者を透明化する魔法の品。
アッシュの持ち物で一番、値段が高い。
手に入れた経緯は、塔で見つけた……とかでは勿論、ない。
旅の途中で行き倒れていた魔法使いを助け、治療院に運び込んだ際、まだ眠っていた魔法使いから代金として勝手に頂戴して着て帰った。
自分も旅の途中だったのでその足で街を出たから、その後に魔法使いには会っていないし、そろそろ顔も忘れてきているし、会いたくも無い。
最初から「このマント暖かそうだな」と思ってパクる気満々の所業だったので、魔法の品だと偶然気付いたのは数年後。
ちなみにアッシュはマントの名前も知らないが、勿論、こんな便利なものを返す気は1ミリグラムも無い。
生体操作と薬品操作に特化した詠唱代理の演算装置と、マガジン挿入式の呪弾弾倉を備えた短剣。
抜かなくても柄の引き金を引くだけで術を発動できるので、腰の鞘に突っ込んである補助武装。
当たり前だが、全うに購入したものではない。
常連だった裏賭博場に上機嫌で酔っ払ってた新顔の冒険者が居たので、馴染みの黒服とイカサマポーカーで大負けさせて、カタとして巻き上げた逸品。
その冒険者は店への借金を返すため、無茶なクエストを課されて消息不明になったそうだが、その後なんか知ったこっちゃない。
広い部屋の片隅で凍りついた骸骨(多分、名前はガラハド)の胸部分を貫通し、壁に突き刺さっていた。
ちなみに壁も大分凍ってた。
苦労して引っこ抜き、近くに転がっていた多分この剣の鞘だろうものに収めて回収、ゲット。
抜くと周囲を冷却し始め、刺さった場所を氷漬けにする魔剣らしい。
切れ味もそこそこ良く、柄や鞘の造りも丁寧なので数打ちではなさそうで、夏には重宝しそうだった。
その後、ゲート・オブ・へヴン(偽)に吸収されて能力だけを残し、消滅した。
死神の鎌ということで、むかーし別世界で登った塔で知り合った 死神 という少女が持っていた鎌を思い出した。
鎌の名前はその少女が持っていた大鎌の名前 だったと思うのをうろ覚えで自分で名付けた。
切った対象の体力・精気・魔力などを削り取る魔剣の類。
本当に死神の鎌だったのかは知らん。
アイスソードを吸収し能力を継承。
魅了系能力を弾き散らし、冷気を放つことが可能になった。
イカレた形のアダマンタイト製だった彫像を材料に作って貰った槍。
東洋の両刃直剣に長柄をつけ、赤い布を巻いた形をしている。
能力を発動時には魔力・妖力を切り裂き、吸収して蓄積し、その分アッシュの髪の毛がめっちゃ伸び、身体能力を底上げする。
赤い布を千切ると蓄積した力を爆発させる自爆も可能。
もう一本、投槍にしてもらったものと合わせて、二本を同時運用中。
塔の中の川で釣りをしてたら引っ掛かったので回収した。
水の中にあったのに全く濡れてなかった。
表紙にも背表紙にも題名は無く、調べて貰ったら表紙は人の皮だった。
外見は鍵をかけられている本なわけだが、そもそも鍵穴には何の仕組みもなかった飾りだが、何故か開かない。
鍵以前にページの端っこも捲れず、叩いても切っても火の中に放り込んでも傷一つつかなかった。
ただ、持ってると何かを吸われているような感覚があったが、特に体調悪化も無くメンタルにも異常は無かったので魔法の本だろうと後で売り飛ばそうと思って所持している。
……のだが、今は何故か手放す気が起きなくなっているのに本人は気付いていない。
本の形をした異世界のデバイス。
周囲の物質的、霊的なものを問わずに極僅かずつ吸収し、リソースを元の世界の主に送り続けるための静かな侵略装置。
内部には元世界への経路情報とリソースをプールして効率良く送信、編集するための人格プログラムが存在する。
が
稼動のためのリソース枯渇によってスタックし、リソース収集するだけの装置に成り果てていた。
アッシュが回収後、超高位存在(クトゥルフ系)の発信する電波による衝撃で再起動し、所定のプログラム通りに元世界へのリソース送信を再開中。
また、同様のスタック、フリーズの再発防止策として以下を実施した。
改造されてるアッシュ当人は最近、敵が強くなって辛い修行してるようなもんだから強くもなるだろうと思っていて気付いていない。
もうアッシュはエルフではなく、エルフの形をした別のイキモノになっているのだが。
アッシュはバカなので 妖狐だし、化けたりもするんじゃね と気にしていない。
バカなので。
鞘凪 柩月に貰ったゴイスーアイテム。
触れたものを収納して、取り出したい時に取り出せる指輪。
普段はセットのチェーンに通して首から提げて、シャツの中に隠している。
<仕様>
シェレンがくれた渡り80cm、左右対称の刀身の中央にルーン文字のある剣。
刀身内部に術式を施してあり、外のルーン文字は剣のコンセプトである「全てを喰らい尽くす剣」と彫られている。
柄のグリップ上部には魔石を入れるスペースがあり、カバーで保護可能。
この魔石は「闇の魔石」。
本来使用者の魔力を吸い取り、大気に放出してしまうものを術式で変換、反転し「周囲の魔力を吸い取り、剣に付与する」ものとしている。
これにより魔術を使う人間が近くに居た場合、その魔力を吸い取ってしまう。
ただし、吸い取る魔力は放出されたもののみ。
火球を召喚したり、風を操ろうとすると吸収できるが、自己強化系の魔法は吸収できない。
無論、魔力による障壁や防御にも有効。
※規格外な魔力や一瞬で膨大な魔力を吸い取った場合は、魔石が割れてしまう可能性有。
術式を起動すると吸い上げた魔力を消費して刀身に"風の刃"をつくり上げる。
風の刃を纏うことによって斬れるようになり、術式起動中は剣自体の重量がほぼ無くなる。
また、風の刃を飛ばすことも可能で、この場合はまっすぐ飛び、曲がることはない。
射程はせいぜい250mが限界で、それ以上は刃が崩壊する。
念じる事で鎌鼬を発生させる事も可能で、こちらは念じる事で多少の誘導は可能だが、あまり期待はできない。
また、風の魔法(風の刃と鎌鼬)は一度使用すると1分はクールタイムで使えなくなる。
この魔剣は術式を起動すると、剣が手から離れるか術者が念じるまで起動したままになる。
起動時間は実質無制限(周囲の魔力が尽きるまで)で、とても便利だが一度、術式停止すると5分ほど置かないと起動さえできなくなる。
また、持ち主に合わせるため、というよりカスタマイズのためだろうか、グリップ上部の魔石入れ部分と刀身の根本(術式が施されている)部分以外は改造しても魔剣の性能に影響はない。
刀身が折れても根本20cmほどの部分にある術式が欠けなければ、同じ長さの風の剣を作り出せる。
アッシュの使用を想定している為、符や結晶と言った「内部に魔力を有する物」からは魔力を吸い上げない。
ただし、剣の近くで魔力を放出する符や結晶を使った場合は吸い上げられる。
ソロでの行動が多かったせいか、過去の経験からか、誰かと一緒に行動する時には
くらいしか使わない。極力、手の内は明かさないようにと必死である。
逆に、単独行動の場合は持っているスキルをフルに活用し、可能な限り迅速に相手を狩りにいく
また、一般的なエルフのイメージであるところの精霊などの助力を得る魔法は一切使えない。
(このため、生まれた森では無能・無価値とされ、放逐された)。
代わりに呪力(魔力)の込められた符や弾丸を消費して以下の魔法を広く浅く使用する。
種類が多いのは単独行動が多いからで、器用貧乏になってしまっている。
教えを請うた人物も大した魔法使いではなく、独学部分も多いため、正式に学んでそれを専門とする人間よりも数段劣る状態。
全体 100% のうち 75% の枠を「強化魔法維持」に割いているので、自由になるのは残り 25% 分しかない。
このままではマトモな魔法運用ができないため、呪力の籠められた呪弾や呪符で足りない分を補っている。
………………
…………
……
だったのだが、「人の皮で装丁された本」に改造された結果、呪符や呪弾を使用せずとも自分の呪力のみで魔法を行使可能になりつつある。
威力も増え、使える魔法も増えていて万々歳な と上手い話だけでは勿論ない。
演算装置を経由せず、自分の呪力のみで魔法を使うと全部を自分の脳で処理しないといけないので、そのままだと神経が焼け焦げる。
吐き気や意識混濁、その他の症状が発生してるのはこのせいだが、強制治癒されているので寝ている間に治る。
治るが、その間は悪夢を見るハメになったりとやはり、いいことはない。
呪力で構築された全身を完全に覆う金属鎧。
公開されている呪式のテンプレート通りで纏える鎧は赤黒い色合いで色んな部分が尖っていたり、捩れた角がついてたりして悪いイメージしか想起しないので余り人気が無い。
性能は非常に高いが発動中は常に呪力を消費し、術者の体に負荷が掛かり続けるため常用は不可。
自分の用途に合わせて見た目も含めて性能をカスタマイズするものだが、テンプレートがかなり複雑なため、アッシュには難易度が高い模様。
ただ、頑張ったお陰でホロオメアにだけは術をかけれる。
また、体の各所に刺青による術式を施し、複数の強化魔法を恒常的に発動していて、生来の呪力(魔力)の殆どはその維持に使われている。
→ 消費済
森を追放された時に名前を剥ぎ取られたので、アッシュという名前を自分でつけた。
燃え尽きた灰程度にも価値がないんだろうって意味合い。
魂の名などを意味する真名は削ったように読めない文字、エラーになっており、本人ももう忘れているため修復できない。
このため、真名を要する魔法は使うことができない。
また、真名をもって行う契約は本人が望んでサインをしても効果を発揮しないし、実際には締結されない。
よって、アッシュの世界においては精霊との契約は行えない。
元々、精霊を感じることができなかったが、真名を剥がれたことにより精霊使いの道は完全に断たれている。
メリット、デメリットのどちらとも言えるが、他者からの真名を介した干渉も、対象を見つけることができないため無効化することから、一切効果が無い。
真名を失ったことで世界の輪廻転生サイクルでは回収されず、死亡時には些細なエラーとしてデリートされるはずだったが、所持していたデバイスが
要らないならこっちで貰うわ
とアッシュの魂について権利の譲渡を要求、デリートの手間が省けた輪廻転生サイクルはこれを承認。
(かくして、壊れた真名は更に改竄され、完全に別のものになってしまった)
本人は全く気付いていないし、知ることも無いが、アッシュは生まれた世界とは別の世界に属するエルフの形をしたナニカになっている。
じわじわと強化されている体と呪力を この塔は強制修行みてえで辛いなあ と誤解したまま変質は続く。
基本的に「ALL OF 自己責任」の世界で真っ当な人間のなる職業ではない。
英雄願望を捨てられなかったドリーマーや食い詰めた犯罪者手前、口減らしの捨て子や孤児がなるものと認識されている。
など、危険度の高い仕事に従事する。
こういった仕事の需要は常に一定は存在するので冒険者という存在が無くなることはないし、生き残って成功すれば成り上がれるので、命懸けの博打に出る人間もまた、確保され続ける社会構造になっている。
特に、遺跡発掘や魔物討伐などは成功すれば入手した遺物、魔物の素材の売却で一般人とは比較にならない金銭を得られる
人生を賭けた最後の手段ともされているが、新人が200人いたら 1 年後には死んだか辞めたかで 10 人以下になっているか、生計を立てれず犯罪者に落ちていってるレベルの過酷な職業である。
あまり関係ないが、アッシュの世界では科学と魔術が奇妙に融合して捻じ曲がった文明が発達しているそうな。
の3つが原則になっている。
実績に応じて与えられる等級次第では一般人が得られないような特典も貰えるが、相応の義務も生じる。
しかし、ギルドは等級が上がらないと本当に依頼の仲介、素材の買取しかしてくれない。
よって冒険者は基本的に上を目指して実績と金を稼ぐために日々、命を削って生きている。
英雄、勇者予備軍。
努力で到達可能な人種族の限界と言われ、これ以上は持って生まれた才能、あるいは強力な遺物などが必要になる。
ギルド・行政らは本当の切り札とするため、可能な限りの優遇と保護をはかる。
一般人は自分らの保身のため、一流の成功者であると祭り上げて恐れ敬う。
最悪の依頼に投入され、生きて帰れれば勇者になれる。
ベテラン冒険者枠。
ギルドは戦力として計上し、様々な特典を付与して囲い込みをはじめる。
行政も緊急時への対処要員として使えるよう税制優遇措置などをし始める。
得られるメリットと比例してギルドからの魔物討伐命令などを断れなくなる。
有事の際の時間稼ぎに消費される人員になるが、それでも冒険者はこれを目指す。
冒険者を名乗っても笑われないし、ギルドも一人の人間として扱ってくれる。
各種相談や希望する物品、制度を取り扱う人間への紹介なども可能になる。
銀行口座も開設できるし、やっと最低限とはいえ人間らしい生活が始まる。
アッシュは超長期間、C級を続けている 理由は、B級で発生する強制依頼で無謀な突撃をやらされて、死にたくないから こういった理由でわざとB級にならないように、ギルドを介した依頼を請けない 期間を作るなどで実績を調整し、C級のままでいる冒険者は一定数存在する ギルドもそれは認識しているので、昇級を促したり、冷遇したりと様々な手を 使うが、こうなった冒険者を心変わりさせることは割と難しいため、ある程度 やって駄目なら向上心のない駄目冒険者として見込みリストの名前に斜線が入る
若干の経験を得て冒険者を続ける資格があるかもしれないね、と思ってもらえる。
だが、社会の目は厳しく、やはりチンピラと大して変わらない扱いをしてくれる。
少しばかり自信がついて慢心した輩が無謀な依頼を受けて面白おかしく死んでいく。
銀行や保険会社は門前払いになるし、普通の店でもローンなどは組めない。
死んだら死体は燃えるゴミの日に出される。
望んできた方々、事故その他のetc..でいらっしゃった方々。
まずは、ようこそ。
当世界の当国は貴方がたを歓迎いたします。
当国の基本的な生活の仕方については別途お渡しするガイドラインにも記載がございますが、一人一人の事情、目的によってご希望があるかと存じます。
ですので、当国の一般常識、マナーについてはセミナーを受講していただきますが、担当者との面談も実施し、そこでご希望を仰っていただければ可能な限りフォローさせていただきますのでご安心ください。
基本的には、人に迷惑をかけないという点をご考慮いただければ問題ございません。
この考え方に 何故? が浮かぶ方は、セミナーの前に面談を実施いたしますので、セミナー開始前に担当者にお申し出ください。
また、当世界は他世界への移動経験者、他世界からの来訪者の方々への聞き取り調査の結果、比較して危険度が高いことが確認されております。
面談の際には元世界の治安状況や魔物の分布、遭遇経験の有無などもお話しいただければ、担当者が比較しての状況をご説明いたします。
当世界での特筆すべきこととしてご認識いただきたいのは、人類種とその社会に適応した種族の生存圏は大きいものではないということです。
人類は街や村を作り、集団生活を行っていますが、それを繋ぐ道は決して安全ではなく、行き来するにはそれなりの準備、計画が必要となります。
当世界にて魔物というカテゴリーに属する存在は危険度の大小はあれど、街のすぐ近くに生息していることも多く、人間種以外との戦闘経験の無い方は必要な装備を整えたとしても単独行動は非常に危険なものです。
街と外を隔てる城壁、村を囲う大型の柵は決して飾りではないのです。
街の間や地方を結ぶ道では定期的に大型の旅団や、商人のキャラバンがございますので、そちらをご利用ください。
当世界には冒険者と呼ばれる職業は存在しますが、それらが護衛を務めたり、重要な移動には国の保有する軍が護衛につきますのでより高い安全が期待できます。
魔物との戦いは彼ら、冒険者、軍人の仕事となります。
もし、戦闘行為に自信があり、そういった職業をご希望の場合は、面談の際に担当者にご相談ください。
当国ではご希望の職業、生活が行えるように可能な限りフォローをさせていただきます。
ですが、フォローはあくまでも補助の範囲であり、全面的なお世話をお約束するものではないことをご承知おきください。
(貴方がたの状況、事情は最大限考慮させていただきます)
当国のリソースは有限であり、優先すべきは当国の市民であることはご理解いただけることと思います。
まずは市民権獲得のための成果を目指していただき、正式に当国の一員となっていただくことでより手厚い社会保障、福利厚生を受けることができます。
※ 市民権獲得の基準については職業などによって異なりますので、詳細については担当者からご説明させていただきます。 参考までに、冒険者という職業の場合はランクが「C」となることで市民権が付与されます。 他にも、出身世界からの有益な物品、知識などのご提供も成果として扱われます。
名前:ロザリンド=アーケンディーア
身長180cm 弱で桃色の髪に緑の目をしたエルフ。
軽装鎧に細い魔杖長剣、藍色のマントをつけている。
アッシュと同世界の冒険者でランクは「B」、それなりの資産を持ち成功している冒険者といえるレベル。
魔物討伐を得意とする戦闘系冒険者で、それ以外は辺境への遺跡探索にも参加している。
超高熱の炎、プラズマや極低温の冷気を操り、自身に対してはその両方を無効化する特殊な固有スキル持ち。
更に電磁波、光を操作する呪式を習得した遠近両用で戦える全方位呪式士。
大火力をぶち撒けて広範囲を焼き尽くす、氷に閉ざすため魔物の大発生の際にはよく呼び出されて雑魚掃除を担当している。
頑丈さを増す魔法と、突く動作を超加速する概念魔法が付与されており、対象を貫通することを目的とした魔法剣。
鍔と柄の接合部に魔弾を装填するシリンダーと詠唱代理の演算装置を組んで改造し、握ったまま呪術の使用を可能にしている。
塔にはクエストの合間の休憩として観光に来ており、特に何か目的があってウロウロしているわけではない。
復讐を遂げても生き延びてしまった先の話
そうなるべく、意味も無く死んでしまった先の話
偶然から必然へと至る時間を得られた先の話
アッシュの印象は「癒しの精霊」
本当は生命の精霊らしいが。
精霊と契約ができない自分に何故かよくしてくれるので、アッシュはとても強い感謝をしている。
受けた恩は必ず返そうと思っているし、例えば必要だから死んでくれと言われれば
「必要ならしょうがないな、いいぞ。」
と、どんな風にでも死んで見せる位に恩を感じている。
塔が閉まった後も一緒に来てくれるらしい。
自分のクソ世界では「貴重な一般人にも見えて交流可能な精霊」であることから、変なトラブルに巻き込まれる前に違う世界に出てしまおうと思っている。
次の世界はまだ未定だが、同じように冒険者が通用する世界にしようと思っている。
アッシュの印象は「なんか綺麗なモンだなあ。」
どういった存在なのか興味を惹かれて、でも居なくなる最後までアッシュには理解はできなかった。
もう会うこともないかもしれないが、ずっと忘れない存在であろう位には印象深かった。
あいえむの頭の上に回っている双子の太陽と、その惑星と、月は綺麗だった。
アッシュの印象は「犬っぽいロボット。いや、中身は全然犬じゃないが。」
ハイスペックロボットで、切っ掛けは思い出せないが良く喋るようになっていた。
人間不信の気があるアッシュは、ロボとかの方が話しがし易いようだった。
アッシュの使っている魔法技術に興味津々だったようだ。
鎧を具現化するのを自分にもかけろと要求され、頑張ったのはいい思い出。
塔から帰る時、一緒に連れて行くことに。
アッシュの印象は「壊れそうな普通の子」
最初に声をかけたのは
・自分の世界に良く居る、戦闘しか知らない、知る機会の無かった傭兵であろうという点
・周りに誰も居なかったので、自分の子供時代を思い出した同情
それから先はお互い余り、世渡りが上手くないのだろうという共感。
アッシュが「オレ死ぬかもしれんけど、まぁいいか」と色々手を貸したのは超レアケース。
最後にオルティラ殺しに乗ったのは
「殺したり殺されたりする世界だから、最後は知ってるヤツに殺られる方がマシだろ」
と思ったから。
知人友人を手にかけるのは悲しいけど、煙草を数本吸う間に立ち直れる。
アッシュに印象は「危なっかしい世間知らずの子供」
錬金術士のコネにしたくて付き合い始めた。
が、中身のお子様具合に塔にいる間に酷い目に合うんじゃないかって心配してしまった。
アッシュの印象は「普通の魔法使い、ただし、変わり者」
当たり前だが実孫ではない。あと、魔法使いなんかみんな変わり者だと思う。
自分をお爺ちゃんと呼ぶので孫と呼んだら、定着してしまったので、アッシュはこの子はアホだと思ってた。
アッシュに親類縁者は存在しないし、故郷の森には憎悪しかないので、仮にでも身内ができたのは少しだけ癒しになっていた。
馴れ合いもたまにはいい物だろうと思わせた稀有な子。
<シェレン>
アッシュの印象は「気の短い腕のいいエルフ」
大体を腕ずくで解決しようとする、自分よりも力技なエルフに仰天した。
その後、鍛冶師だと知ったが、それよりもからかうと面白いので付き合いを続けた。
何?美少女? ははは、見た目だけはね。
その鎧は変えたほうがいいんじゃないかと思いつつ、思い入れがあるらしいので言わなかった。
悪魔だか何だかに取り付かれていたようだったので、ちょっと頑張ってみたが裏目に出たのを負い目に感じている。
更に、剣とか槍とか色々貰った恩を返しきれてないので、何かあれば積極的に助けようとは思っている。
<レムセア>
アッシュの印象は「うるせー悪魔、あれ、夢魔だっけ?」
今が楽しければそれでいいっぽい印象だったので、自分に害がなければ乗るし、あれば全力逃走の構えだった。
なんか死なないらしいので、レムセアにとって、それが幸福かはさておき、ちょっと羨ましかった。
アッシュの印象は「不器用な鬼」
世事に疎く、人を食うことに悩んでいた鬼らしくない鬼。
色んな面倒事を抱えていたようだし、その解決に手を貸しもした。
面倒事の一つに際して
「自分を殺してくれ」
という依頼には、他の解決策が無ければ友人として、誠意を持って殺しにかかっただろう。
まだまだ面倒事は続くのだろうけど、伴侶と家族と仲良くやっていけばいいと思っている。
掴んだ幸せを離さないように頑張れ。