最終更新: 2017-04-23 (日) 00:54:46

虚(うつろ)



  
  


Profile

種族鬼(死人返り)
性別
外見12歳
年齢950歳くらい
身長約120cm 前半
性格あくどいチンピラ
一人称わらわ、妾
好きなもの宝飾品、和物、すき焼き

略歴的なもの

Normal/character/ユエス・ディエスの従者の一人。
従者というか眷属。

一回死んでいて、ユエスに蘇生される際に大暗黒命神 グレート・ダーク・ロウの祝福を受けている。
眷属化した後はユエスの世界にいたり、ユエスの後をついて世話をしようとしたりされたりしている。

特に使命とかは無く、二度目の人生を謳歌している。

元が力よりも術に長ける方の鬼だったため、正面突破よりも横から、後ろから刺したり遠隔攻撃を好む。

出身世界では鬼族の有力家が治める土地の代官家の娘。
血筋的には悪くはない。

主家にあたる家が施策をミスって他の家とトラブルになり、その巻き添えで殺されてしまった。
その時点での年齢は300歳くらい。

谷底に打ち捨てられた死体の傍で自縛霊となって泣いていたところをユエスに発見され蘇生された。

蘇生されてはみたものの……
自縛霊だった期間が長く、悪霊として穢れもたんまり積んでしまった。

既に後処理はされているだろうし、今更、家に戻っても更に問題が再燃するだけ良い事が無い。
よって、そのままユエスについていった。

蘇生してすぐは主家に対する恨みがあったが、200年くらい経ったくらいでどうでもよくなっている。
様々な世界を行き交う間に恨みを保つモチベーションは他へと移ったのであった。

出身世界からの観点では、虚は異なる世界の神に影響を受けた邪悪なアンデット。
勿論、討伐の対象になる。

種族的な観点でも殺されたこと自体は憐れである。
しかし悪霊化した上、異なる世界の術で蘇生した等、最早、鬼ではなく化け物の類という認識。

性格

そこそこいい教育を受けているのと、まぁまぁ黒かった両親の性格を継いでいて割と小賢しい。
かといって大きな悪事をしでかす度胸は無いので余り世間様に害は無い。
(特にユエスが大犯罪や虐殺系を好むわけでもないし)

ついて行く先々の世界で資産管理をやる事が多いので、法の目を潜ることに力を発揮する。

別に生者を憎んでいたりはしないが、アンデットと生物を同列に扱うためハタから見ると精神異常者。
むしろ、アンデットに優しいくらいの勢いもある。

好物はすき焼き。
特にマツ・ザ・カー牛の肉が好き。

趣味はガーデニング(盆栽)とオンラインゲーム(FPS)だが、後者は別に上手くない。
が、そのうち動画配信とかしてみたいと思っている。

外見

青黒い、長い髪に赤いリボンで結んでいる。
灰色か白色の着物に濃い藍色の上着がデフォルト。

額から二本の角が生えていて、目の色は橙に近い赤色。

種族:鬼

出身世界では東方で一定の勢力を持つ独立種族。
西方ではオーガと同列視される傾向があり、魔物扱いされるので殆ど東方からは出てこない。

体格が大きく、力が強いものと、鬼火などの気の扱いに長けた小柄な系統の血筋が存在する種族。
遺伝的なものかは不明だが、大体は親と同じ系統で生まれるのが一般的。

種族の上位層、特に王族やそれに近しい血筋は両方の力を併せ持った個体も生まれてくる。
これは鬼というものの種族的な原種に近いのだろうと考えられていて、持っている力自体も他の追随を許さない。

中には打撃するだけで対象を空間ごと粉砕するような、悪い冗談であって欲しいような個体が存在するとかしないとか。

鬼という種族の独立性は上位者の戦闘力に担保されている部分もあり、過大に宣伝されている……
と思っていたら、実際に世界政府から魔王扱いされている個体が居るので全然冗談ではなかった。

おそらくは

というのが今の考え方で、大体合っている。

過去に王族でない血筋が、それに並ぶような強い個体を作ろうと同じ系統で世代を重ねる
実験を行った結果、力か気が多いが理性の薄い狂った子供が生まれた結果が残っている。

先祖帰りには一部成功するものの、完全に濾過しきれなかった余分な他種族、または変異
の要素が理性の発達を阻害しているらしく、一回暴れ出すと、手に負えない被害を出した
ため、これ以降は哀れな子が生まれないよう、何世代かに一回は違う系統の血筋を入れて
血筋を混ぜる風習が生まれた。

特技など

火生の澱

種族的なスキル「鬼火」に後天的に得た火に纏わる魔術、呪術、特性を纏めたもの。
物理的、霊的に火の扱いに長け、火属性を持った種族への親和性も高い。

地獄と言われる次元界から呼び出す赤黒い炎は通常では燃えないはずのものを焼き焦がす。

裏天の外法

死体、魂を扱う呪術の系統。所謂、東方流のネクロマンシーの一種。
自身の経歴と大暗黒命神 グレート・ダーク・ロウの祝福から技能が高い。

後述の神聖/暗黒魔法と合わせて暗黒領域に属する霊を使役、沈静化させたり成仏させたりする。

神聖/暗黒魔法

大暗黒命神 グレート・ダーク・ロウの支配領域「暗黒/生命」に由来する一連の魔法群。

(1) 一般的なイメージにある癒しや祝福といった対象の肉体/魂に良い効果を与えるもの
(2) 呪いや病、生気吸収など、対象の肉体/魂に関わる悪い効果を与えるもの

の2種類がある。

虚の出自、経歴からか適正は(2)のほうが高い。

装備品

火円の扇

見た目は白地の和式扇子。

広げると中央にぼんやりと赤い円状の模様が生まれる。
これは別の場所にある火の源泉(巨大な火口)と繋がっていて、火の精霊の力を吸い出している。

持ち主は扇を広げることで火を自在に操れるようになる。
畳んだままの状態から広げる面積が増えると、それだけ火力が強くなっていく。

ただし、扇子自体も熱くなるので何かしらの対策が無いととても持っていられない。

大福帳 大倶恵流堕

大福帳の本来の用途は売買の記録を記す帳面。
売掛金の内容を書いておき、纏めて取引相手に請求するための基になる帳簿の一つ。

このアイテムの場合は取引だけでなく、雑多なメモ書きにも使われている。
ユエスの日記と同じくページ数は無限(実際には限りはあるが)、索引機能がついている。

表紙の「大倶恵流堕」は今の拠点「オーグエルダ湾」の当て字。

腰から下げているか、服の袖の中に仕舞われている。

[オマケ]付帯データ

以下はお遊びです。

種族遷移

 鬼                               Lv.1
 ├呪鬼                           Lv.
 │└大鬼火                       Lv.
 │
 穢レ鬼                           Lv.1
 ├羅刹女                         Lv.
 │└地獄の火守                   Lv.
 化生                              Lv.
 ├黄泉醜女                       Lv.
 │ └死国返リ                    Lv.
 │
 ├異権異形                       Lv.
呪鬼/大鬼火

呪鬼は呪術、魔術を扱うための気の操作に長けた血筋を表す。
呪術、魔術の威力に補正がかかる他、自分にかけられる魔法抵抗力も増加する。

大鬼火は火に関わる術系統の運用と威力へ大幅に補正がかかり、火への抵抗力が大きく増加する。

穢レ鬼/羅刹女/地獄の火守

何かしらの理由により死んだ後にアンデット化した場合、クラスツリーが変化する。

生気吸収、呪い、祟りを与えるスキルの獲得と特殊なクラス遷移への資格を得る。
代償として生物への攻撃、嗜虐衝動が増加する。

羅刹女は全体ステータスへの補正が強くかかる上位クラス。

地獄の火守は火に関わるクラスと何かしらの神に仕えるクラスがある場合に取得可能。
通常の火が効かない対象にも通用する赤黒い地獄の火を扱える。

また、地獄の火守は善良、あるいは慈愛を司る神、神官から大きく嫌悪を受ける。

化生

鬼とは別系統の種族、妖怪になったことを表す。

黄泉醜女/死国

黄泉醜女は肉体の腐敗したアンデットの一種で、生前とはかけ離れた外見となる。
正常な五感を失う代わりに肉体面が大幅に強化される。

死国へのクラスチェンジにより完全な蘇生が叶い、生前の外見を取り戻す。
黄泉醜女で得た肉体面の強化補正をそのまま保持されるが、一旦停止した加齢は再開しない。

ただし、完全蘇生者はアンデットから強く羨望される存在でもある。
身の回りには低位、高位を問わず死霊が多く集まってしまう。

異権異形

属する世界とは違った理の存在であることを示すクラス。
大暗黒命神の祝福を強く受けていることから、このクラスが生えた。

元世界には存在しないスキルや能力を持ち、特に闇、死霊術の系統に秀でている。

習得クラス

・五精術士
   └火精術士(ファイアコンダクター)/ Lv.
      - 五行要素のうち火と、火に関わる魔物を使役、召喚する魔法使いの一種
      - スキルは火に纏わる魔術、呪術、召喚でやや支援寄り
・四大術士
   └火炎術士(フレイムキャスター)/ Lv.
      - 四大原理のうち火を自在に操る魔法使いの一種
      - スキルは火に纏わる魔術で攻撃魔法に偏っている
・道士
   └死霊術士
      └霊幻道士(ファントム・レイ・マスター)/ Lv.
         - ゾンビの亜種や霊を使役する術に長けたネクロマンサーの一種
         - 儀式魔法を含んだ遠隔、補助、呪術系スキルが多い
・神官
   └暗黒神官
      └暗色の巫女(ダークメディウム)/ Lv.
         - 暗黒領域に属する神を信仰する/加護を得た邪悪な神官の一種
         - 特に、大暗黒命神 グレート・ダーク・ロウの加護値が一定値を超えるとなれる
         - 神聖/暗黒領域の魔法スキルがあり、敵対象へのバッドステータス対象付与が多い
・経理
・事務
・植物育成

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