DraftDoc/黒星

黒星 †

キャラクター基本設定 †

名前は偽名です †

本名？それは誰も知りません。

種族については †

「真に古いが真の死を迎えていない者」の一種。
世間一般では吸血鬼というものの東洋版、亜種とも言われます。

長い寿命は共通していますが、特徴として、西洋種のような霧や蝙蝠になったり、操ったり魅了の視線といった多彩さを持たない代わりに、強力を持った強靭な体と再生能力を持っています。

吸血行為による感染もありますが、黒星はこの能力が弱いため、同族にするには結構何度も頑張って噛む必要があります。

日光は余り好きではありませんが灰になる程ではなく、キリスト教に関係しないので十字架は全く効果はありません。
銀製品はそれなりに、でもそれより、桃の木剣の方が効果的です。

黒星（ヘイシン）は？ †

あからさまに本名じゃなさそうなので、想像付くと思いますが……
職員名簿にも 「黒星」って書いてありますが、こんな名前の奴は普通居ない。

外見は？ †

長身(175cm位か？)の黒髪で、それだけなら青白い肌の不健康な東洋人です。
が、濁った赤い目がそれを台無しにする人外さを際立たせます。

時々かけてるサングラスは四角から丸いのまで色んなレンズの形をしています。

服装は…… †

白スーツ、たまに被っている白い帽子、共に真っ白でラインとかも入ってません。
袖や裾、裏地に符が大量に仕込まれていたり、内側に生まれる影から物品を引っ張り出します。

担当講義について †

(1) 東洋古代史 / 月曜 1 限目(週一回/よく休講になる) †

よく休講になるのは、朝に起きれない/起きたくないからです。

主に中国についての歴史を教えて……教えてくれる？
歴史の流れに沿って、大体は与太話に終始して授業は終わりますので、真面目に聞く必要は特にありません。

時々、まるで見てきたかのように語るシーンがあるとかないとか。

テストに出る問題は学校向けのアピールなのか、至極真面目な内容なので、授業と全く関係ありません。

後述する漢方薬剤店 「紅棍」で毎年変わらないテスト問題が販売中です。

(2) 東洋魔術思想と実践 / 金曜 6 限目(週一回) †

陰陽五行の成り立ち、道教、民間呪術についてなどを教えてくれます。
こちらは余り、休講にはなりません。

簡単なものは実演してくれるし、覚えたいのであれば割と丁寧に教えてくれます。

必要な道具はテスト問題と共に後述する 漢方薬剤店 「紅棍」で販売中です。

その他 †

何時の間にか学園に居付いて教師をやっていた大陸出身の魔物です。
適当、軽佻浮薄、雑な言動が多く見られ、駄目なロクデ無し教師というイメージが強いでしょう。

いつもへらへらして治安の良くない場所をフラついてますが、何故か金には不自由していないそうな。

漢方薬剤店「紅棍」 †

大陸直輸入だったり現地調達だったりするお香や薬品を、お値段に合わせた効果で売っています。
当店は非常に真面目な認可を受けているのか若干怪しいボロっちい 2 階建ての薬剤店で、黒星の現住所でもあります。

1. 取り扱い商品
   1. 妙なお香
      1. 安眠から不安除去、催眠導入から媚薬まで各種、お安く売っております。
2. 胡散臭い漢方薬
   1. 病状を申告すれば、割と適切に処方してくれます。
      1. 麻薬の類が欲しい場合は、その旨ちゃんと言いましょう。
         阿片とか大麻とかが大変お安くなっておりますので、オススメです。

1. 店員
   1. 店内が薄暗いので分かり辛いですが、病的に青白い肌の女子学生が接客してくれます。
   2. 濁った赤い目と灰色のロングヘアがチャームポイントです。
      1. プライベート的な事は名前からして決して口にしませんし、答えません。
      2. 何時、この店に来ても彼女が居ます。

時々、商品の搬入なのか黒い作業着の方々が裏口から荷物を担いで入っていく光景があるそうです。

女子学生はこんな感じです。
被ってるのは店の雰囲気に合わせたサービスだそうです。

東方仙術 †

符や鏡、古銭に糸などを使って術を使います。
また、自分の立っている場所や地面に突き立てた物品を基点に範囲的に区切って領地と定め、結界を張ったりもします。

本人的には死体や霊体に符を貼ったり、直接、呪を書き込む事で使役するのが好きだそうです。

五行術 / 土行 †

死者に近い存在からか、五行では「土行」に属しています。
土、石を操ったり、大地から精を吸い上げたり、地脈を通って移動したり、肉を石に、石を肉に変えたりする等、割と多芸です。

コンクリートをすり抜けたりするので、ホラーな事もできます。

黒星の不死性や再生能力はこの力による所が大きいです。

五行術 / 土生金 †

地面、または自分の体内から金属を生成し、体を硬度の高い金属に置換したりします。
金属生成の形状に縛りは無いようです。

五行術 / 土剋水 †

水に属するものを防ぎ、弾きます。
濡れなかったり、水面に立ったりとまぁ、便利に使えるものです。

五行術 / 火生土 †

火に属するものを吸収し、自分の精に変換します。
余りにも強いと吸収し切れないで燃えるようですが、それでも火事程度の火では平然と出てくるようです。

五行術 / 木剋土 †

自身の属性から木に属するものを苦手としています。
銃で撃たれるより、神聖さを持つ木の杭に刺される方がダメージがでかいです。
ですので、普通の剣で斬るぐらいなら、桃の木で作った木刀でぶん殴る方が効果的です。

所属組織 / 紅月清会 †

本拠は香港にある所謂、大陸系マフィアの一派です。
規模は小さいながらも妖仙、魔物が多く属することからそれなりに強めです。

元は魔物の互助会だったようですが、世間が近代化していく流れに合わせ、社会の暗部に組み込まれてマフィア化しました。
別にマフィアになりたかったわけではないですが、人間が表社会の主軸であり、変容していく世界で自分達が生きる道を模索するには裏社会に属さざるを得なかっただけです。

華僑に混じって世界に散った構成員も居るため、目と耳は多いです。

表向きの顔は輸入/輸出代理店や薬剤店、病院の経営をしています。
裏というか本業は仙術を用いて栽培、調合している様々な麻薬や（人間を食用とする魑魅魍魎への）人身売買が生業です。

主な活動範囲は中国、日本、東南アジア、ロシアの一部です。

組織の上位は書物に出てくるような魔物や、ハイレベルな邪仙も居ますが、大体は分別を弁えた爺さん婆さん系です。
が、あくまでも魔物としては話がわかるというだけで、無条件で人間、人間社会の味方ではありません。三時のオヤツに子供を食べたりします。

彼らは世界という大きな流れの中で自分達がいかに泳いでいくべきかを考えており、人間を愛しているわけでも、馴れ合いたいわけではありません。

常世学園では？ †

その特殊性から今後の世情を左右するものとして、状況を注視し、可能なら有益なものを吸い取ろうと、早期から何名か生徒、教師、その他として派遣しています。

漢方薬剤店「紅棍」は拠点の一つで、責任者は黒星です。
黒星は早くから人間社会に混じって過ごしてきた経歴と、修めた武術、仙術で　まあコイツでいんじゃね　と大らかに決定されて派遣されました。

本人もソコソコ楽しんでいるようです。
他には、例えば生徒として日本に渡った同胞の子供、強化邪仙の実験体「雨宮 雫」が居るようです。

構成員は募集していたりしなかったりしますが、前提条件が 人間ではないこと です。

四川飯店 「九寨溝」 †

紅月清会が直営する中華料理店。
歓楽街のやや奥まった場所にあり、外装からしてちょっとお高そうな感じ。

中に入ると赤を多目に使った内装もお高そうで、実際に高い店である。

余り大人数は入らず、少人数での利用かそうでなければ貸切を推奨。
メニューは四川料理が中心の模様。

料理人から店員まで、紅月清会の構成員であるが、味は普通に美味しい。

マフィアの直営店だが、別にご飯を食べる分には普通の店で、何かしてくるわけではない。

飲食業は手っ取り早く島に基盤を築くのに都合が良かっただけである。
そして、誰かの歓待や密談をするにも、融通の利く店が２－３あった方がいいからという理由もある。

絵 †

全体図

その他 †

学園事務員 瑞季＝マーテリオン †

名前：瑞季(ルェイジー)＝マーテリオン

島に学園ができる初期の頃、転移荒野に出てきてしまった女性。
スーツと手袋、赤いメガネでビシっと決めたできる女っぽい見た目。
本人曰く

魔神族の普通のOLだった、出勤中で電車を降りたら荒野だった。
意味が分からない。

会社(インフェルノ・キングダム・テレビ)に遅刻する、召喚したヤツはどこだ、ぶっ殺して訴訟する。
戻れない？意味が分からない、ふざけるな、ぶっ殺すぞ。死ね！

なお、言ってるコトの真偽は不明。

結局、戻れないので学園の事務員に就職した。
デスクワーク、書類仕事のスキルがクソ高いので、昨今までずっと重宝されてはいるらしい。

研究者気質の職員・教師が所定の書類を出さなかったり、期日を守らなかったり、締め切り間際で妙なことを口走ったりするのに日々キレている。

所持異能
「百腕百頭の影」ヘカトンケイオス・アヴァタール

50対の追加腕の具現化と、100個の仮想意識を自分に追加する。
仮想意識はそれぞれ瑞季の意識を上位者とし、用途に応じて50対の腕を操作する。

用途は主に人手が足りない部署の事務処理。
戦闘？何それ、警備員呼べよ。