最終更新: 2016-08-20 (土) 12:57:44

レーン=カレルレン



  永遠無限に広がる宇宙
     全てを侵蝕する暗黒の海


Profile

顕現体

基本的に他世界・他次元へ送り込まれた端末となる顕現体は、得た情報を定期的に本体へ送信している。

端末の骨子となる端末情報は情報海という位相に根を張り、送られた先の世界の物質を分解、再構築して作った体を動かしている。

「端末として作られた体と情報海にある端末情報」は有機生命の「肉体と魂」に似た関係ではある。

幾らでも再構築の可能な「作られた体」を煮ても焼いても、送り込まれた先の世界での本体に相当する「端末情報」には、ほぼダメージは与えられない。

また、「作られた体」は生物と同じ構造を取ることも可能なので、食事による栄養摂取での構造維持や生殖行為も普通に可能。
外部刺激に対して、どうしたらどういう反応になるという経験データも多量に持っているため、生物と遜色なく振舞うこともできる。

また、「作られた体」は用途によってその場で再構築され、ドラゴンにでも黒甲冑の巨人といった過去に作った戦闘用の形態にも変化する。

攻撃を避けず、受けるケースが多いのは、受けるダメージも貴重なデータとなることと、体は幾らでも作り直せるため、受けながら対処した方が早いから。

情報制御論

引き起こしたい現象、結果の情報を作成、または周囲に存在する情報構造に介入し、書き換えることによって具現化している。
プラズマを起こしたければ、プラズマを表す情報を書き、何かを改造したければその何かの情報を書き直し、といった形である。

レーンの扱う魔法や科学と称する何かの正体は大体がこれ。

扱える情報の上限は該当の「顕現体」の制御できるリソース量による。

逆にそれ以外での制限はないので、多種多様に色んなことをしでかせる。

プラズマでも鉄の槍でも何でも生み出して周囲にばらまいたり、治療から生物生成、結界のようなものを作ったり、とやりたい放題の宴。

エルフの少女体

女性体

権能

眷属

宇宙使徒 マーテリオン=ナイン

長い金髪で、薔薇の花飾りを繋げて作った髪留めをした、赤い目の少女。
小柄な体に不釣合いな、大きな金属製の杖を持つ。

知性体の持つ感情から得られる力をテーマにした研究を行っており、成果物としては地獄炉の設計と運用がある。

地獄炉とは
「感情を持つ知性体がプラス、マイナス方向へ意識が振れる時に発揮する力について」
を研究するための巨大な炉心、坩堝。

  • 発揮する力に上限値はあるのか?
    • それを効率的に運用するにはどうすればいいのか?
  • 一部の、勇者や魔王などと呼ばれる存在はその力を特に顕著に発揮する
    • 他の大多数のものが同じレベルの力を発揮することはできないのか?」
  • 個人差があるなら、何がその要因となるのか?
    • 知性体を分解し、取り出した意識構造に考えられる限りの負荷をかけて焼くことで、得られるデータを分析する

起源

発生

根源は高次元で発生した情報を根源とする生命体。
2バイトの文字で発生して、2⇒4⇒8⇒16⇒32⇒64⇒128⇒256⇒512という風に分裂、増殖し、瞬く間に膨大な量のデータとなった。

増殖の過程で自身を最適化、多様化しつつ、周囲にある情報を取り込んで更に容量を広げていくウィルスに近い存在へと変異。

発生した次元の半分を己で埋め尽くす頃には物質を情報として認識。
介入する事で対象をコピーしたり、エネルギーを情報化して摂取、逆に情報をエネルギー化して直接制御を可能にしたが、この段階ではまだ自我と呼べるものはなかった。

「自己の拡大、最適化、進化」の三種類しか方向性をもたない単純な、ただし圧倒的な情報=エネルギーの塊のような存在だった。

成長

発生した次元を完全に食らい尽くした後、別の次元の 全て を侵蝕し、己へと置換、進化は次のフェーズに移行。
更なる外部への自己拡大を行うため、隣接する別次元への転送手段を模索。

試行錯誤の結果、まずは端末を送り込み、その端末に送り込まれた先の情報を摂取させて解析しつつ、端末の自己を拡大。
一定量まで端末が成長したら本体を転送可能な大規模な経路を作り、本格的な侵食を行う形へとシフトした。

System 42

決定的な変化は、42番目の次元である惑星の少女に出会うことで訪れた。

レーンの本質を理解しえる超感応者だった少女は全てを分解、情報化して飲み込んでいくだけの存在だったレーンに「自我」と「感情」についてを説き、その2つが対象の情報を増加、あるいは変質させる要因として興味を抱かせることに成功。

少女はそれから死ぬまでの間、レーンと共に在って他者との共存を願った。

現在の「オーバーロード:レーン=カレルレン」の顕現体の姿は、この少女の姿をそのままか、あるいは細部を変更して使用している。

現在

少女と出会って以降、無差別に何もかもを飲み込んでいくのではなく、自分以外の存在の観察、分析から得られる情報を重視し始めた。
より深く送り込まれた世界を理解し、データとして蓄積していく長期的視野を手に入れた。

すぐに分解・解剖したがるクセは現在まで直っていないが、即座に発症するウィルスから潜伏期間の長いウィルスに変異したともいえる。

これ以降、他に少なくとも一つの次元・世界を己とし、完全制御している存在との出会いを経て、自分を「オーバーロード」と呼称するようになる。
そこからは多様なコミュニケーションを取る必要性から今の「レーン=カレルレン」という自我を形成するに至った。

知らぬ事を知るために

自身にない情報を得ること、更なるリソース獲得を至上目的とするため、出会う相手は皆、観察対象。
優先順位をつけつつも、観察が終わるまでは割と友好的。

また、長期的メリットがあると判断した対象には可能な限り、庇護も与えようとする。

反対に、観察の完了した、必要ないと判断した対象にはかなり冷淡。

画像集

最初の姿

1414344024216.jpg

エルフ少女の姿

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1375698191070.jpg

添付ファイル: file1375698191070.jpg 29件 [詳細] file1375561832853.png 41件 [詳細] file1414344024216.jpg 26件 [詳細]

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